ビームセンス

公開日:2025/04/24 最終更新日:2025/05/22
装置の小型化で卓上型を実現!画像保存機能によりトレーサビリティー対応が可能

ビームセンス

ビームセンスのメイン画像 引用元:https://beamsense.co.jp/

おすすめポイント

  • Point

    150万画素の高精細画像

  • Point

    簡単操作で目視検査並みの作業の生産性を実現

  • Point

    画像保存機能によりトレーサビリティー対応が可能

基本情報

幾何学倍率10倍
アフターフォロー記載なし
主な導入企業記載なし
ショールームあり
会社概要株式会社ビームセンス
本社:大阪府吹田市泉町2-19-16
ビームセンスは、これまでのX線撮影にデジタル技術を活用し、リアリティのあるわかりやすいX線画像を取得できるX線検査装置を開発している会社です。ここでは、そんなビームセンスの製品やサービスについてご紹介します。

ビームセンスの特徴①品質向上をサポートするX線透視装置

ビームセンスの画像ビームセンスのX線検査装置「FLEX-M863」は、見えないところを簡単に見える化し、品質向上をサポートしてくれます。ここでは、そんなFLEX-M863の特徴をご紹介します。

高画質

FLEX-M863は、20×20μmの画素を横1500x縦1000に並べた、150万画素のCCDセンサと小型マイクロフォーカスX線源を搭載しています。これにより、10倍拡大時に2μmの分解能でハイビジョンに並ぶ高精細画像を撮影することを叶えています。

簡単で使いやすい設計

操作はおもにパソコンで行い、ジョイパッドとマウスを使用します。撮影されたデータはパソコンのハードディスクに保存できるので、情報共有やトレーサビリティ制度への適用もしやすいでしょう。

また、使いやすさを重視した設計になっているのもFLEX-M863の特徴です。大型の特殊X線遮蔽ガラスを上面と前面扉に配置しており、内蔵されている十字レーザラインマーカによってサンプルの確認や撮影の位置合わせを簡単に行えるようにしています。

傾斜テーブルを搭載

左右約17度の傾斜テーブルを搭載しているのも、FLEX-M863の特徴のひとつです。Z軸の左右の高さを変更することでテーブルの角度を17度可変でき、上下に重なった部分の情報も得られるようになります。

ビームセンスの特徴②3種の撮影方法が搭載されたモデルも

ビームセンスの画像ビームセンスでは、X線透視の新しい可能性を探求したマイクロフォーカスX線透視装置・CT装置「スマートレントゲン SmaRoe」も販売しています。ここでは、スマートレントゲン SmaRoeの特徴をご紹介します。

独自技術を用いたX線透視装置

スマートレントゲン SmaRoeは、高感度かつ濃度分析が高い画素画素20μmの150万画素平面撮像CCDセンサを独自開発し、搭載しています。小型部品や基板のX線検査に適しており、パソコンベースでデータ処理を行うため、大容量のデータも簡単に処理できるという特徴があります。

3種類の撮影方法

スマートレントゲン SmaRoeは、「従来型通常撮影」「ステレオ型透過撮影」「3次元断層撮影」の3種類の撮影方法が叶うX線検査装置でもあります。いずれの撮影方法も見やすさを追求しており、ステレオ型透過撮影ではステレオX線撮影計算技術を適用し、2次元平面だけではなく高さの情報化も可能にしています。

また3次元断層撮影においては、京都工芸繊維大学と共同開発したCTソフトで、サンプルの3次元位置情報と、その吸収係数の数値化を実現しており、得られたCT情報は岩手県立大学と共同開発したソフトで、3時間CADデータに変換します。これにより、シミュレーションや3Dプリンターへの出力も可能にしているのです。

ビームセンスの特徴③オプションの提供やソフト開発も実施

ビームセンスの画像ビームセンスでは、X線透視装置の提供だけでなく、それにプラスできるオプションや、ソフトの開発も行っています。ここでは、提供しているオプションとソフトについてご紹介します。

オプションについて

FLEX-M863には、さまざまなオプションを追加することができます。

一軸回転テーブルユニット

X軸および平行広軸を回転中心として試料を回転させるためのテーブルユニットです。対応できる回転範囲は360度であり、最大で幅40mm×長さ200mmまでの試料を設置・回転させることが可能です。

さらに、オプションのCTソフトウェアを併用することで、直径1mmから10mm程度の小型試料に対して三次元立体CT画像の取得ができるようになります。

実装基板固定テーブルユニット

実装基板固定テーブルユニットは、50mm×50mmから240mm×320mmまでの実装済みプリント基板を、装置のサンプルテーブル上に高い再現性で設置するための補助ユニットです。基板の傾斜操作など、さまざまな位置調整を行う際においても、基板の位置ずれが生じることはありません。

45度・60度基板傾斜台ユニット

45度・60度基板傾斜台ユニットは、BGAの実装状態を観察するためのPCB固定台です。これを使用することで、基盤を45度回転させて、60度斜めにした状態にセットすることが可能になります。

CT-VAソフト

CT-VAソフト「Beamsense CT-VA」は、360度の撮影1回で、3次元再構成画像校正を行えるソフトです。X線CCDを採用することで、厳密な幾何学変換方式を可能にしており、歪みのない3次元計測可能な画像を実現できます。

ST-VA解析ソフト

ST-VA解析ソフト「Beamsense ST-VA」は、非可視の情報を3Dデジタイジングできるソフトです。X線可視装置で撮影した2枚以上の画像から、3Dベクトルデータを生成しますが、複雑な構造の解析はCTデータを使用し、解析ソフトでデジタイジングできます。

また、3DデジタイズしたデータはCSV形式で数値として出力できるため、表計算ソフトで解析することで、平均値を求めるなどの統計処理も可能になります。

まずは公式サイトをチェックしてみよう!

見やすくわかりやすい画像・操作を追求したX線透視装置を提供しているビームセンスが気になったら、まずは公式サイトをチェックしてみましょう。サイトからは各製品のカタログもダウンロードできるので、そちらも参考にしながら製品の導入を検討してくてください。さらに細かな情報が必要な場合は、お問い合わせにて確認し、自社に合わせた製品の導入を実現しましょう。

ビームセンスの製品一覧

ビームセンスの検査画像一覧

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イメージ引用元:https://www.i-bit.co.jp/引用元:https://www.an.shimadzu.co.jp/products/non-destructive-testing/index.html引用元:https://www.toshiba-itc.com/hihakai/引用元:https://www.softex-kk.co.jp/引用元:https://www.matsusada.co.jp/product/x-ray/引用元:https://www.ponyindustry.co.jp/引用元:https://beamsense.co.jp/
会社名アイビット島津製作所東芝ユニファイドテクノロジーズ(旧:東芝ITコントロールシステム)ソフテックス松定プレシジョンポニー工業ビームセンス
特徴実装基板の裏面キャンセルが可能視認性がよく直感的な操作を実現座り作業、立ち作業のどちらでも使い勝手の良いデザイン軟X線検査装置の提供を続けて70年以上コンパクトながら高性能西日本唯一のJCSS登録事業者画像保存機能によりトレーサビリティー対応が可能
幾何学倍率1,000倍記載なし記載なし記載なし記載なし約100倍10倍
アフターフォロー保守契約により、修理期間中も代替品の貸出あり保守契約により、トラブル発生時は優先的に対応記載なし年1回の定期点検を実施調査・修理・校正の依頼を受け付けているJIS規格の仕様に基づき点検・校正を実施記載なし
主な導入企業パナソニック、富士通、本田技研工業、三菱重工業、シャープ、京セラ 、トヨタ自動車記載なし記載なしルネサスエレクトロニクス、トヨタ自動車、村田製作所、吉野工業所、東京電力、東京大学、製品評価技術基盤機構記載なし記載なし記載なし
ショールームありあり記載なしありあり記載なしあり
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