ポニー工業

公開日:2025/04/24 最終更新日:2025/05/22
ISO9001を取得しJIS規格の仕様に基づいた点検・校正を実施!

ポニー工業

ポニー工業のメイン画像 引用元:https://www.ponyindustry.co.jp/

おすすめポイント

  • Point

    ニーズに合わせてカスタマイズが可能

  • Point

    西日本唯一のJCSS登録事業者

  • Point

    幅広い非破壊検査に対応

基本情報

幾何学倍率約100倍
アフターフォローJIS規格の仕様に基づき点検・校正を実施
主な導入企業記載なし
ショールーム記載なし
会社概要ポニー工業株式会社
本社:大阪府大阪市中央区北久宝寺町2-3-6
ポニー工業は、1965年に非破壊検査株式会社の放射線防護部門から独立して発足した会社です。放射線関連製品を主軸として、超音波や過電流、磁気といった、さまざまな非破壊検査技術を提供しています。ここでは、そんなポニー工業の製品やサービスについてご紹介します。

ポニー工業の特徴①豊富な製品ラインナップ

ポニー工業の画像ポニー工業は、さまざまなニーズに応える豊富な製品をラインナップしています。ここではその中から、いくつかのX線検査装置をご紹介します。

エコノミカルX線検査装置

エコノミカルX線検査装置には、「MT-310βS」「MT-310βA」「MT-390βA」という3つのモデルがラインナップされています。どのタイプもBGAなどの実装基板の接合状態確認ができる、Mサイズ基盤対応のコンパクトなモデルとなっており、MT-310βSは直上観察のみ、MT-310βAとMT-390βAは傾斜観察が可能です。

オフラインX線検査装置

オフラインX線検査装置には「MTW-7110」があります。500mm×600mmの大型ステージが搭載されており、大型基板や大きなサイズのサンプルにも対応可能です。最大管電圧は110kV、最大管電流は0.2mA(16W制御)、X線発生機はCMOS FPDですが、用途に合わせたX線検出器を搭載したりステージ機構にしたりとカスタマイズにも対応しています。

インライン自動X線検査装置

インライン自動X線検査装置としては「NEO-INSPECTOR」があります。電子基板X線検査向けとなっており、安定性の高いマイクロフォーカスX線発生器と直接変換方式X線カメラが搭載されているのが特徴です。これにより、繰り返し精度・安定性の高い検査を実施することができます。検査したいサンプルに合わせた特注対応が可能なので、まずはお問い合わせにてご確認ください。

医薬品 X線・外観検査装置

ポニー工業では、医薬品X線・外観検査装置も提供しています。両面をアルミで包装された錠剤のほか、錠剤の欠けや割れ、剥離まで検査することができるのが大きな特徴です。また、個包装後のアンプルの有無や形状、割れ、能書の有無まで検査できるので、業務を効率化してくれるでしょう。

ポニー工業の特徴②校正サービスを提供

ポニー工業の画像ポニー工業では、放射線測定器の校正と、非破壊検査機の校正にも対応しています。ここでは、校正サービスの内容をご紹介します。

放射線測定器校正

ポニー工業では、3種類の異なるCs-137γ線源を用いて、さまざまな放射線測定器の特性試験を行うことができます。国家標準のトレーサブルである特定二次標準器を使用し、あらかじめ設定してある線量率または総照射線量で照射し、性能の確認を行います。

個人線量校正

個人線量校正では、ファントムを用いた校正または、ファントムを用いない校正を実施します。後者はファントム校正よりも精度が下がりますが、迅速な対応が可能です。

サーベイメーター実用校正

シンチレーション式サーベイメーター、GM管式サーベイメーター、電離箱式サーベイメーターといった各種放射線測定器の実用校正も対応しています。校正は、国家標準にトレーサブルな特定二次標準器により値付けされた照射場で照射をして性能を確認し、得られた校正定数を含めた試験結果を「校正成績書」として発行しています。

表面汚染サーベイメーターの点検・校正

点検・校正の対象となる測定器は、JIS Z 4329に準拠した性能、またはそれと同等の性能を有する表面汚染サーベイメーターです。まず、基本機能の点検を実施した後、JIS Z 4334にて規定されている標準線源である36Cl参照標準線源を使用し、換算係数を評価します。

必要に応じて、GM管の交換や、シンチレーション検出器におけるマイラー膜の交換といった整備作業も実施可能です。すべての点検・校正作業の結果は、「校正成績書」として正式に発行されます。

JCSS校正

放射線測定器の校正においては、放射線量率自体のばらつき、測定手法、測定時の環境条件といった要因により、校正結果に不確かさが伴うことは避けられません。ポニー工業の校正は、基準となる測定器を用い、その測定結果と顧客の測定器による測定結果を比較することで校正定数を算出しています。

これらの原因をすべて合わせたものが、最終的な校正定数の不確かさとなります。そしてこの不確かさを適切に評価するためには、国家標準である一次標準器にまで校正の系統を遡り、総合的な不確かさを確かめる必要があります。

こうした能力を有する校正機関は、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)により、計量法に基づく計量証明制度に準拠した事業者として登録されてます。ポニー工業は、平成22年に西日本地区で初のJCSS校正事業者として登録されており、確かな校正を行える企業として認定されています。

非破壊検査機器の校正

非破壊検査機器の校正では、JIS規格に基づいた点検や校正を行っています。対象機器は、超音波探傷器、紫外線照射装置、超音波厚さ計、透過写真観察器、極間式磁化器、フィルム濃度計、その他非破壊検査機器となっており、要望があれば検査成績書を発行しています。

ポニー工業の特徴③幅広い開発や製造に対応

ポニー工業の画像ポニー工業は、長年培った経験を活かして、さまざまな装置の開発や製造、販売を行っています。ここでは、X線検査装置以外の製品について簡単にご紹介します。

超音波自動検査システム

ライン上のワークに対し、ロボットアームの先端に取り付けられた超音波センサーが、検査箇所を移動しながら検査を実施するのが超音波自動検査システムです。ワークの位置がズレている場合は、別途設けられた位置センサーが補正してくれます。

X線画像処理ソフトウェア nPIA

X線透過画像用の画像処理ソフトも開発しています。主な機能として、自動距離計測、粒子解析、デバイス制御機能、動画録画機能などがあります。

加速器

非破壊検査やセキュリティー向けに、X線加速器も開発しています。モジュール式のシステムであり、制御用コンソールやモジュレーター、発生器本体で構成されています。

まずは公式サイトをチェックしてみよう!

幅広い製品の開発や製造、販売を行っているポニー工業が気になったら、まずは公式サイトをチェックしてみましょう。サイトからは各製品のカタログをダウンロードできるので、そちらも活用しながら、ポニー工業の製品の導入を検討してみてください。

ポニー工業の製品一覧

ポニー工業の検査画像一覧

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イメージ引用元:https://www.i-bit.co.jp/引用元:https://www.an.shimadzu.co.jp/products/non-destructive-testing/index.html引用元:https://www.toshiba-itc.com/hihakai/引用元:https://www.softex-kk.co.jp/引用元:https://www.matsusada.co.jp/product/x-ray/引用元:https://www.ponyindustry.co.jp/引用元:https://beamsense.co.jp/
会社名アイビット島津製作所東芝ユニファイドテクノロジーズ(旧:東芝ITコントロールシステム)ソフテックス松定プレシジョンポニー工業ビームセンス
特徴実装基板の裏面キャンセルが可能視認性がよく直感的な操作を実現座り作業、立ち作業のどちらでも使い勝手の良いデザイン軟X線検査装置の提供を続けて70年以上コンパクトながら高性能西日本唯一のJCSS登録事業者画像保存機能によりトレーサビリティー対応が可能
幾何学倍率1,000倍記載なし記載なし記載なし記載なし約100倍10倍
アフターフォロー保守契約により、修理期間中も代替品の貸出あり保守契約により、トラブル発生時は優先的に対応記載なし年1回の定期点検を実施調査・修理・校正の依頼を受け付けているJIS規格の仕様に基づき点検・校正を実施記載なし
主な導入企業パナソニック、富士通、本田技研工業、三菱重工業、シャープ、京セラ 、トヨタ自動車記載なし記載なしルネサスエレクトロニクス、トヨタ自動車、村田製作所、吉野工業所、東京電力、東京大学、製品評価技術基盤機構記載なし記載なし記載なし
ショールームありあり記載なしありあり記載なしあり
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