
会社名 | KnK株式会社 |
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住所 | 千葉県千葉市若葉区桜木6-20-5 |
電話番号 | 043-310-5850 |
KnKはものづくりのサポートを通して人・社会に貢献することを目的として、X線検査装置をはじめとするさまざまな機器を製造販売している会社です。今回はKnKで販売されているX線検査装置3種類の特徴や魅力、具体的な機能などを詳しく解説します。X線検査装置以外の製品のラインナップ例も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
特徴の異なるX線検査装置を3種類ラインアップ
KnKは千葉県千葉市に本社を置く会社です。2017年の設立以降、コンベアやX線検査装置、自動挿入機などのさまざまな機器の製造・販売を通してものづくりを支えています。KnKには3種類のX線検査装置がラインナップされており、それぞれで特徴や機能などが異なるため、ニーズに合った製品を選択することが可能です。ここでは、KnKのX線検査装置の概要や性能について製品別に解説します。
Rapider130CT
Rapider130CTはオフラインのX線3D検査装置であり、3D分析ソフトが標準仕様として付属しているのが特徴です。斜めでのCT撮影が可能であり、極小部分の非破壊CTスキャン・分析もできます。さらに、連続での撮影とデータの同時処理により、検査時間が大幅に短縮されているのも魅力です。Rapider130CTは検査精度が非常に高いのも特徴のひとつであり、最新のAIを導入して最高精度を誇っています。
密閉チューブを採用することでメンテナンス性にも優れており、放射線漏れをリアルタイムで測定することも可能です。検査エリアは2Dで340ミリ×440ミリ、3Dで150ミリ×100ミリです。重量は2,500kg、電源は単相200Vとなります。
HAWKEYE9730 AXI
HAWKEYE9730 AXIは高速インライン3DのX線検査装置であり、BGAのボイド検査、スルーホールのはんだの充填検査などが可能です。i-TOPのオーバーラップ自動処理機能を採用しており、最高精度の正確な検査を実現しています。また、HAWKEYE9730 AXIでは2D・2.5Dのほか、3Dスライス・3Dボリュームの検査も実施可能であり、1台で4役を叶える性能の高さも魅力です。
さらに、データトレースのサポートとして検証用レビューステーションが統合されているほか、使いやすいKnK開発の3D分析ソフトも付属しています。
Rapider130CTと同様、放射線漏れのリアルタイム測定も可能です。検査エリアは2Dで380ミリ×380ミリ、3Dで350ミリ×350ミリです。重量は3,760kg、電源は単相200Vとなります。
HAWKEYE9020 AXI
HAWKEYE9020 AXIはインラインX線の自動検査システムであり、0.4~0.8秒/FOVの高速検査を実現しています。基板の搬送はもちろん、検査や識別などを含む全工程を完全自動化しており、検査精度も非常に高いのが特徴です。ピクセルサイズは49μであり、質の高いデジタルX線ディテクターを採用しています。重量は2,500kgです。
X線チップカウンターなどの幅広い製品展開も魅力
KnKでは、X線検査装置のほかにもさまざまな製品を展開しているのが魅力です。ここでは、KnKの製品ラインナップ一覧について紹介します。X線チップカウンター
X線チップカウンターは1時間半でトレーニングが完了する操作性の高さとスピーディな計測が魅力であり、素早い計測によって業務効率がアップします。また、誰でも使いやすいかんたんな操作画面と可能な限り手間を省いた仕様により、ヒューマンエラーの削減にも役立つのが魅力です。さらに、99.9%の精度と8秒のスピードカウントにより、コストダウンを叶えます。
マガジンラック用昇降AMR
マガジンラック用昇降AMRは昇降機能付きであり、マガジンラックの自動搬出入が可能です。設置は短時間でできるほか、パソコン操作でかんたんにルートを設定できるのもうれしいポイントです。カーペットの段差や緩斜面の通行も可能であり、スムーズかつ安定した走行も魅力となります。レーザーマーキング装置
表裏全面印字インラインレーザーマーキング装置であるKNLM-1300CTIは、キーエンス製のCO2を搭載しています。反転機能や印字状態の検査機能があるほか、QRコードなどの印字も可能です。さらに、ダウンサイジングや逆挿入時の基板検知、UV・ファイバーのヘッド選択などの機能も利用できます。また、KNLM-100Sはカメラを使ったダイレクトティーチング、定型文選択での印字データ作成などを利用して効率アップを狙えます。